透明なゆりかご第4回は陽だまり夫婦を待つ過酷な運命、第3回は深い悲しみを受け止めたのは真摯な存在。

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透明なゆりかご」の第回は2018年8月10日(金)NHK総合 毎週金曜 夜10時からの放送予定です。
【再放送】総合 2018年8月15日(水)午前1時30分(火曜深夜)です。

主要キャストの記事はこちらからどうぞ⇓⇓
NHKドラマ10「透明なゆりかご」放送はNHK総合7月20日(金)午後10時から!

第4回は、原作で言うと、第2巻に収録されている8話、
となるのでしょうか?
と、いうことは結末は・・・・。
ま、真知子さん!
ちょっとかなり頼りないキュートな夫としっかり者の美人妻。
とてもお似合いで、これで赤ちゃんが誕生したら、
何とも微笑ましく、
陽だまりの様な優しく明るい家族に・・という雰囲気だったのに、
運命は実に過酷なものです。
・・実は、わたくしも少々危なかったのです。
意識が戻ってよかったのですが、
麻酔が完全に抜けるまで丸3日かかり、
目が開かない状態での授乳や、リハビリでてんやわんやでした。
おまけに過呼吸も何度か引き起こして、授乳どころではなくなるし・・。

第3回のお話と対になるようで、
今度は妻側に訪れた危機の内容の様です。

夫側も妻側もどちらが欠けてもかなり切ないです。
やっぱり、二人そろって赤ちゃんを迎えて、
育てていくことが何よりの幸せと大切な事なのですね・・。

【第4回のあらすじ】
真知子の分娩が始まりました。
無事に女の子を出産し、
夫の陽介は感激のあまり言葉も出ません。
ですが、由比は、真知子の体調の異変にいち早く気づいていました。
出血がなかなか収まらず、意識も低下していくのでした。
榊、紗也子らも加わって必死の処置をしますが、
由比は大学病院への搬送を決意します。
救急車で運ばれてゆく真知子を、
アオイはなすすべもなく見送るほかありませんでした。
そして…。
(引用元:「透明なゆりかご」公式サイトより)

透明なゆりかご第3回、強く怒る人には悲しみがある?第2回は母性の正体についての一つの考察、でした。

【第3回】
よくある盲腸の手術でまさか、
夫が意識不明になるなんて・・。
あり得ないことが起こってしまった
このやり場のない怒りと悲しみは、
一体誰に、どのようにぶつければよいのか・・・。
17歳のアオイは必至で受け止めようとするのです。
激しい怒りは、狂気にも似て、
アオイに執拗につらく当たる安部さおり。
当初は、恐怖におののくアオイでしたが、
実習先の病院で安部さんの真実を知ってしまい、
そこから何とか安部さんを理解しようと、
アオイなりに、安部さんの気持ちに寄り添おうとします。



夫の危篤で、安部さんは更に狂気じみて、
無理難題を由比にもぶつけますが、
「母体とお腹の赤ちゃんを全力で守る」と突っぱねます。
安部さんはその言葉に、力を失ったようにしおらしくなりますが、
「きれいごと」と吐いて捨てるようにつぶやくのでした。

いよいよお産が近づいてきます。
陣痛に苦しむ安部さんに全力で寄り添うアオイに、
安部さんは少しづつですが、
アオイに対しては対応の変化を見せます。

産まれた赤ちゃんは、夫の予想通りの男の子でした。
退院時、安部さんはアオイを試すような質問をして、
正直に本当の事を答えるアオイに、
「嘘はつかない子」であることがわかり、
表情が和らぎ、穏やかになっていくのでした。
その前に、赤ちゃんにデレデレ状態でしたので、
こっちが本来の安部さんなのでしょう。
もう、狂気じみた瞳ではありません。

いよいよ、夫の最期の時・・。
泣き叫ぶ赤ちゃんを夫の顔の横におき、
報告をします。
夫と真っ赤になって大声で泣く赤ちゃんの頬と頬がふれて、
夫から一筋の涙がこぼれ出て、旅立ちました。

安部さんの怒りと悲しみは、
こうして受け止められたようで、
夫の死後、
懸命に赤ちゃんを育てている母親の顔がそこにはありました。

本当に「人生何が起こるかわからない」ものです。
安部さん役の田畑さん、
ふつふつと沸き起こる、狂気にも似た強い怒りと、
同時にあふれだす、やり切れない悲しみ、
そして赤ちゃんに対してのデレデレっぷりと、
夫への懸命の訴えと、
全てを受け止め、腹をくくった感のある母親と、
目まぐるしく、
しかも感情の起伏の大きいキャラクターをリアルに演じていました。
ドラマではありますが、
ドキュメンタリーを見ている錯覚を起こしてしまいました。



清原果耶さん、今回頻繁に横顔が映りましたが、
綺麗で大人っぽい顔立ちなんですね。

でも、母親とワッフルを食べに行った時の横顔は、
小学生の時の面影が色濃く残る無邪気な幼さを見せ、
セーラー服を着ている時は、
まぎれもなく、現役女子高生であると納得しました。
飾り気のない清楚な美しさがある女優さんです。
いやあ・・今後がかなり楽しみです。

と、いう事で次回、町田夫妻の物語を心してみます。
サーターアンダギーが、別の味になってしまうかもしれません・・。

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