透明なゆりかご第2回も考えさせられます。第1回は「あの夏の風景」でノスタルジック。

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透明なゆりかご」の第回は2018年7月27日(金)NHK総合 毎週金曜 夜10時からの放送予定です。
【再放送】総合 2018年8月1日(水)午前1時30分(火曜深夜)です。

主要キャストの記事はこちらからどうぞ⇓⇓
NHKドラマ10「透明なゆりかご」放送はNHK総合7月20日(金)午後10時から!
会見放送があったので、第1回は午後10時37分からの放送となってしまいました。
【再放送】総合 2018年7月25日(水)午前1時30分(火曜深夜)からです。

【第2回のあらすじ】
アオイは、出産直後の赤ん坊が医院の表に捨てられているのを発見します。
由比らの必死の処置で赤ちゃんは一命を取りとめ、
アオイがお世話をすることになりました。
その愛くるしさにアオイは知らず知らず愛情を抱いていきますが、
紗也子に「あまり入れ込まない方が」とたしなめられます。
一方、里佳子という妊婦が、妊娠を継続すべきか悩んでいました。
彼女は、無理に出産すれば失明する恐れがあるというのです。
(引用元:「透明なゆりかご」公式サイトより)

【第1回】
テレビドラマでは「あさが来た」や「精霊の守り人」、
映画では「3月のライオン」、「ちやはふる」等で
活躍してきた清原果耶(きよはらかや)さんの初の出演ドラマが始まりました。
時代設定が1997年ということで、
画像がどこか思い出の夏の様なノスタルジックな色調となっています。
でも、産婦人科の建物や観光地ではない海辺の町並みが、
もっと昔の様な錯覚に陥ってしまいます。
主人公・アオイの語りがドラマに入ります。
ドラマなのですが、高校生のアオイの目線で、
淡々とドキュメンタリー風に話が進んでいくのです。
大勢の平均的な人たちと違って、アオイの進む時間は
ゆっくりと、そして気になった部分ついては、
フォーカスされて、更にスローに進んでいくのです。
これはそんなアオイの、
看護助手としての初めてのアルバイト日誌です。
「出会う命」と「見送る命」という重く、崇高なテーマなのですが、
お話は、自然の中の風景の一部のように、
当たり前の様に淡々と進むのです。
その風景の中で起こる数々の命のやりとり・・。
そのやりとりから少し時が進んだ頃に、そのやりとりの重大さが
時間遅れでひしひしと伝わってくる内容でした。



原作を初めて読んだのは、
かれこれ2年近くになりますが、
ドラマと原作が良い感じで雰囲気が異なり、
原作は、お話がもっとダイレクトでシャープで分かりやすく、
そして一貫してクールに進みます。
対してドラマは、
自然の中に溶け込むように
優しく包み込むような印象を受けました。
なので、ドラマが放映されている時はあえて、原作は読まずに、
ドラマが終わった後にまた読んでみようと思いました。
1話のラストは衝撃的です。
お母さんと赤ちゃんの愛情いっぱいのひと時のはずが悲劇になってしまう・・。
実は1歳未満の乳児には、
特に気を付けなければならない事の一つです。
でも、お母さんは心身ともに疲れ果てていますからね。
赤ちゃんへの授乳タイムは慣れてくれば、
お母さんにとっても至福のひとときなのです。

丁度夏休みに入りました。
小学校高学年以上のお子さんのいるご家庭には特に、
見てほしいなとも思いました。
第2回は「anone」で登場した幻想の娘・アオバ役を演じた
蒔田彩珠(まきたあじゅ)さんが
今度は現実の高校生役で登場します。
アオイ役の清原さんと蒔田さんは、
共に2002年生まれの同世代です。
(清原さんは早生まれなので学年で言うと1学年上になりますが)
共に10代の女優さんで演技が上手く、
瑞々しいお二人の共演は楽しみですね。
そして、芸達者の平岩さんが、
原作は、涙、涙がとまらなかった決断をした妊婦役で登場します。

「チア☆ダン」に「透明なゆりかご」と、
金曜夜は、忙しくなりました!

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