透明なゆりかご第9回は透明な子の意味は?第8回は妊婦さんが安心して産んで育てる環境作り、でした。

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透明なゆりかご」の第回は2018年9月14日(金)NHK総合 毎週金曜 夜10時からの放送予定です。
【再放送】総合 2018年9月19日(水)午前1時30分(火曜深夜)です。

主要キャストの記事はこちらからどうぞ⇓⇓
NHKドラマ10「透明なゆりかご」放送はNHK総合7月20日(金)午後10時から!

小学生の女の子の切ないお話です。
原作では、小学5年生ですが、
ドラマでは何年生になるのでしょうか。
サブタイトルは「透明な子」ですが、
この「透明な子」は原作では、
ある一つのキーワードの様に
しばしば登場します。
「透明な子」の意味が、
ドラマ版ならではの視点で語られるかもしれません。

【第9回のあらすじ】
それは一本の電話から始まりました。
「小学生の娘が性被害に遭ったようだ」
との訴えを聞き、
榊はじめ産婦人科の面々は受け入れ態勢を整えます。
由比は男性である自分が応対しない方が良いと考え、
旧知の婦人科医・長谷川を呼び寄せます。
やがて母親に付き添われ現れた女の子を見て、
アオイは言葉を失います。
それはアオイが図書館で知り合った友達、亜美だったのでした。
(引用元:「透明なゆりかご」公式サイトより)

透明なゆりかご第8回は紗也子の不安と苦悩。第7回はミカ尊し!子役も上手い、でした。

【第8回】
由比産婦人科の看板看護師の紗也子を中心に
合計3人の妊婦さんのお話となります。
ようやく妊娠した紗也子ですが、
仕事はこれまで通りにきっちり続けると宣言します。
そんな中、産婦人科には2人の妊婦さんが訪れます。
一人目は41歳の2人の子持ちの主婦の宮本。
3人目は経済的にも身体的にも辛いので、
夫婦できちんと話し合うこともなく、
当たり前の様に中絶を選んだのでした。

二人目はキャリアウーマンの中森。
彼女も待望の妊娠でしたが、
つわりがひどく、体調が思わしくありませんでした。
そうした中、昇進も出来ず、
それどころかプロジェクトから外される始末。
中森は、大きな不安を抱え訴えるのです。
それは紗也子も同じで、
程なく思いつわりが始まり、
仕事がはかどらなく成り、
普段ならあり得ないミスをしてしまい、
やがて精神的に不安定になっていくのでした。

榊は、仕事を続けるために「産まない」選択をした女性であり、
それゆえ、全てを選択することは贅沢だ、という旨の発言をし、
由比院長も、「産むことを選択」したのであれば、
仕事よりも母子の健康を重視する旨の発言をして、
紗也子に休暇を取る様に進言します。
けれども心が不安定で
どこか追い詰められたような感情を抱いている
紗也子にとっては、到底受け入れがたいものであり、
反発するばかりでした。



そんな中、苦しがってお腹を抱えながら、
やっとの足取りでで由比婦人科に向かう中森と
紗也子は遭遇します。
そして、その中森を
恨めしい目つきで見る宮本が背後にいました。
実は、中森が、妊娠したがゆえに会社で
昇進の芽をつまれ、
産むことに対して否定的な発言をしていた時、
宮本がいたのでした。
その日は、宮本が中絶手術を受けた日であったのです。

紗也子のネガティブな予感は的中し、
宮本は背後から中森を押してしまいます。
紗也子が何とか駆け寄りましたが、
紗也子と中森は倒れてしまい、
更には中森は腹痛を訴え、
宮本はそこでようやく我に返ったのでした。

中森は由比産婦人科に運ばれ、
母子ともに難を逃れ無事でした。
それを聞いた紗也子は心身の限界を迎え、
倒れこんでしまったのでした。

「まるで病人みたい」とつぶやく紗也子に対して、
「病気と思ってもいい。だって妊婦さん大変だもの」と言うアオイ。
そこへ紗也子の夫である広紀が
何やら慌てふためいてやってきます。

かなりのしっかり者で、
キャリアウーマンの中森と似通っていて、
理詰めで考え行動する紗也子に対して、
どこか頼りなくて
紗也子に頼っているような感じの夫です。
紗也子と異なり、
どこか鈍重な感じがして、
やることなすことがズレている夫ですが、
夫なりに紗也子の事を理解しようと、
普通に考えると無茶なことをしでかします。
紗也子が本音を言いかけた時に、
夫は我慢しきれずトイレに直行。
アオイが聞き出し、
紗也子はようやく本音を言うことが出来ました。
「ただ、貴方に甘えたかっただけ」と。

由比院長は、紗也子がまた戻って働けるように
職場の仕組みを考えると約束します。
妊婦さんが不安にならずに、
子育てしながら働ける環境とは?
それは、いつでも戻ってこれる職場作りなのだと。
はい、全くそのとおりでございます!!



中森は心身ともに安定し、落ち付いてきました。
宮本も深く後悔し、悔やむのです。
何故、一度でも「産もう」と考えてあげられなかったのかと。

紗也子も由比院長の言葉を素直に受け入れ、
無理をせず、甘えられる所は甘えて
他人に任せることにしました。
紗也子の後を継ぐのは川井でした。
かつては、血が苦手で途中で逃げてしまいましたが、
それを乗り越えてまた由比産婦人科に戻ってきました。

榊はかつてひどいことを言ってしまったと紗也子に詫びます。
仕事を続けるために「産まない」選択をした榊と
「産む」選択をした紗也子ですが、
どちらが正しくてそうでないかなどはわかりません。
どうしても比べてしまう、と榊は少々自虐的に言いますが、
紗也子は肯定します。
それは立場は違えど女性同士である故
共感しているのだと。
そこへ中森が声を掛けます。
中森もまた、宮本がした行為は許しがたいものではあるが、
気持ちの上ではわかると言いました。
紗也子と榊はその言葉に納得します。
けれどもアオイにはピンときません。
そのことが次週以降につながっていきそうです。

アオイと紗也子が海岸通りを歩いています。
すると夫がまた慌てて走ってきました。
やっぱり頼りない夫ですが、
紗也子はそんな夫でも、頼れるところは頼り、
夫側もそれを受け入れています。
そして、不安だったり、
仕事をすることによって
子供に寂しい思いをさせるかもしないけれど、
そうしたネガティブな部分も受けいれ肯定し、
二人で考えて一人の子を育てて、進んでいって
結果的に家族が幸せなら正解だ!というのでした。
それを受けて紗也子が一つの疑問に答えを見つけます。
「不安を抱えることはそういうことなんだ」と。
そんな夫婦の会話を聞いてもやっぱり
ピンとこないアオイです。

二人で歩く海岸線。
その二人の背中を見つめるアオイには見えました。
それは、家族3人で手を繋いで歩いている風景でした。
紗也子と夫の真ん中にいて、
父母の手を繋いでいる小さな男の子。
ブランコの様にポンと持ち上げ、
其のたびに嬉しそうにキャッキャする男の子。
幸せいっぱいの家族の風景です。
ドラマ冒頭ではまだ男女は判別できなかったようですが、
もしかしたら男の子、かもしれませんね。

予期しない出来事に次々と遭遇しながらも、
産むことを受け入れて
未来につなげていこうとする妊婦さんたちに
深い尊敬の念を抱く高校生のアオイだったのでした。

第9回です⇓⇓
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