高嶺の花第6回はもも、ぷーさんを捨てる?第5回はその話は真実ですか?でした。

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「高嶺の花」第6回は8月15日(水)日テレ系午後10時からです。
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「高嶺の花」キャスト一覧(出演者) 日テレ系7月11日(水)午後10時放送開始・脚本は野島伸司氏。

愛する人を傷つけ、罪悪感を持ち続け、
一人孤独に修羅の道を行くことこそが、
芸術の高みにたどり着くのであれば、
それは・・・前時代的なのでは?と思ってしまいます。
確かに、そんな姿勢が崇められた時代もありました。
でも、それはむしろ、才能が枯渇する前の、
最後のあがきのような気がします。
今までさんざん親を家族を傷つけた
引きこもりの中学生は、
心が穏やかになりつつあると同時に、
その才能がようやく芽吹こうとしています。
ななもなかなか賢く、本質を見抜いています。
次回は、あの往年の名画のワンシーンの再現、となるのでしょうか?
何もかも受け入れて、
物事を俯瞰しているぷーさんが尊いです。

【第6回のあらすじ】
命に代えて、自分を生んでくれた母のためにも、
月島流の家元にならなければと決意したももですが、
その決意とは裏腹に、
満足のいく作品を創れなくなっていったのでした。
ななは、直人との結婚を控えたももを訪ね、
ももが逃亡中の吉池を匿っている事実を知り、
かなり驚愕するのでした。
そうした中、
ももと直人の結婚パーティーが佳代子の店で開かれます。
商店街の人に祝福されて、ももははしゃいでいました。
その晩、ももの願いで、直人は酔った彼女をおぶって、
区役所に婚姻届けを出しに行くのでした。
龍一がももの驚くべき真意を推測するのを聞き、
ななは二人の結婚を止めなければと思い、
直人に会いに行きます。
けれども、ななの話を聞いた直人の答えは意外なものでした。
やがて、ももと直人の結婚式を迎えるのでした。
(引用元:「高嶺の花」公式サイトより)

高嶺の花第5回は「高嶺の花」に相応しい条件とは?第4回はやっぱり本当の父は高井さん、でした。

【第5回】
けがを負った市松が話したももの母親の事は、
実はその真逆だったのではないか・・・と勘ぐってしまいました。
でも、抗えずにももの母親は命を落とし、
高井は本当の父と名乗れず、
全ては市松の思うがままとなっている気がしてしまいます。
市松は、ももを月島の家に縛り付けておくことが、
ももの母親への復讐となっているような気がします。



市松の話を聞いて、ももはある計画を立て遂行し、
それは第6回につながっていくのですが、
「高み」ではなく、その逆の「地を這う」ところに
いってしまう気がするのです。
「罪悪感」を持つことになったももは、
一時は、創作活動が順調にいくかもしれないですが、
それは何となくフェイク、のような気がしてなりません。
現に、いろいろと傷つけ、搾取していった市松も、
創作活動が出来なくなりつつあるからです。
そこが市松の狙いなのかもしれません。
自分と同じ場所に、ももを留めおくことによって、
永遠にももの母親が
手に入ると思い込んでいるのかもしれません。

千葉さん演じる龍一と
芳根さん演じるななのツーショットは
やっぱり、愛らしくてとてもお似合いです。
このお二人を見ていると、
新進気鋭の若い華道家と
彼をしっかり支える賢く愛らしい妻、
更には、彼の創作活動の源泉、という雰囲気がとてもあるので、
結ばれて、月島流を牽引していってほしいと思います。
ま、願望ですけど、ね。

今のところ、「高嶺の花」の雰囲気をまとうと感じるのは、
実は、回想シーンでところどころでてくるぷーさんの母親です。
演じている女優さんがあの、十朱幸代さんですからね。
第1話を見た時は、「え?これだけ?もったない!」と
思っていましたが、全然違いました。
物事の本質を見抜き、時に悠然と、時に優雅にたたずむ女性。
茶目っ気たっぷりでその実知性にあふれているのです。
きっと、ぷーさんの中身は母親似なのでしょう。

ぷーさんを育てた母親が、このドラマの中での
最強の「高嶺の花」であるならば、
ぷーさんがももを受け入れている理由も納得します。
そして、ぷーさんの母親のシンボルカラーは「白」ですが、
ななも、同じような「白」い服装で登場しているので、
似ている立ち位置かな?と思うのです。
対して、ももははっきりとした色彩で、独特で、
どこか毒を隠し持っているような色彩なのです。
服装は綺麗で、
第5回のワンピース(ですよね?)も良く似合っていましたけどね。
ななやぷーさんの母親とは逆で強烈な色彩です。

市松が吹き込んだ話によって、
あることを実行しようとしているももですが、
果たしてそれは「一般人とは見る景色が違う」
とされる「高嶺の花」ならではの行為なのでしょうか?
じっくり拝見するとしましょう!

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