この世界の片隅に第6回は激しさを増す空襲とちりゆく桜。第5回は戦地に向かう者と帰還する者。

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この世界の片隅に」第回はTBS系列8月19日(日)午後9時から放送の予定です。

主要キャストはこちらからどうぞ⇓⇓⇓
「この世界の片隅に」出演者キャスト一覧 7月15日(日)TBS系列21時放送開始。初回は25分拡大、脚本は岡田惠和さん。

激動の昭和20年の春が来て、
いよいよ呉に本格的に空襲がやってきます。
すずにとって大切な人が一人また一人と・・。
それは春の桜の様に、綺麗に咲きほこりやがてちりゆくのです。
それでも、大地に足を付けて生きていかなければなりません。

【第6回のあらすじ】
昭和20年春。
とうとう呉にも空襲がやってきました。
北條家に被害はありませんでしたが、
戦争の陰が日に日に濃くなっていくます。
そんなある日、
北條家ではこんなご時勢だからと花見が企画されます。
その花見は幸子に
周作の同僚・成瀬(篠原篤さん)を紹介するという
重大な会でもありました。
一行が公園に向かうと大勢の市民が桜を楽しんでいます。
いつ空襲に遭うかわからない非常時ですが、
考えることは一緒らしいです。
サンや径子は満開の桜に心が和みます。
けれども、すずは人ごみの中にリンを見つけてしまい、
逆に心乱れるのでした。
初対面の幸子と成瀬を皆で盛りたてる中、
すずは家族の輪から離れリンと接触します。
お互いに言いたいことはあるのですが、
すずとリンの会話は噛み合いません。
でも、すずはリンに全てを
見透かされている気がするのでした…。
花見からしばらく経ったある日、
ラジオから工場が爆撃されたというニュースが流れます。
その工場には円太郎が勤めているのです。
被害は軽微だと報道されていますが、
帰宅した周作は職場で壊滅的だと聞いたというのです。
さらに、文官だった周作が武官になることになり、
教練のため三ヶ月ほど家に帰れないことになりました。
突然の報告にすずは絶句するばかりでした。
(引用元:「この世界の片隅に」公式サイトより)

この世界の片隅に第5回は、戦時下ですが揺れる想い?第4回は物資も自分も「代用品」。

【第5回】
突然訪問してきた水原哲。
いよいよ激戦地に向かう哲にとって、
最期の安らぎの時であり、
そうした事情を知る周作さんは
すずさんを哲が待つ納屋に向かわせるのでした。
最初は、幼馴染という事で、
懐かしくも穏やかな時が流れて、
二人はいろいろと語りますが、
哲は思いの丈をすずさんに打ち明け、抱き寄せるのでした。
すずさん自身も、哲に対しては
淡くとも幼馴染以上の思いを抱いていましたが、
今は、北條家の嫁であり、心の中には周作さんがいます。
一途で芯のあるすずさんは、
正直に哲にそのことを打ち明けると、
哲は、幼馴染の優しい表情に戻って、
すずさんを見つめるのでした。



早朝、北條家を出た哲はいよいよ戦地に向かいます。
すずさんの大切な人がこうしていなくなり、
そして「鬼いちゃん」である兄・要一の戦死の知らせが届き、
ひっそりとお葬式をあげるのでした。

母・キセノは要一の死を受け入れることが出来ません。
すずは遺骨の箱が異常に軽いことを知って、
不意に開いてしまい、中に入っていたのは、
石ころ一つでした・・・。

身内のお葬式なのに、
遺骨のかけらすら戻らないなんて・・・。
すずさんは悲しむどころか怒りを覚えます。
キセノはますます要一の死を受け入れようとはしません。
父・十郎に問い詰められて、
何故、石ころ一つなのかについてその理由を話す周作さん。
部隊は壊滅で遺骨すら戻らない悲惨な戦場であったとのこと。
そこでようやく息子の死を受けれいるキセノでした。

はい。
私の父方の祖父は戦死して、
遺体は戻らず、通知のみ届いたそうです。
お墓はありますが、勿論、中は空っぽです。
乗船していた船が、敵によって攻撃されて、
沖永良部島沖に沈没してしまったそうです。
でも、祖母は遺体が無くても構わなかったそうです。
何故なら、戦死の通知が届く前に、
玄関の扉が勢いよく開いた音がして、
驚いて玄関に行ってみると、
背中に炎を背負った祖父が「ただいま」と言って
すうっと消えていったそうです。
その時、戦死したことを知り、
でも、魂はこうして帰ってきてくれた、と悟ったとの事。

祖父は、国鉄の職員で福島県にいましたが、
鹿児島県が本籍で、長男ではなかったので、
割と早めに召集令状がきて、
戦地に行かされてしまったのでした。

継母に疎まれ、早々に鹿児島の家を出た祖父。



明治維新後、国の事業で現在の福島県郡山市にある
「安積開拓」事業が推進され、
鹿児島県からも人々が移住したそうですが、
その縁を頼って祖父は福島県の郡山に来ました。
そこで祖母と出会い、
当時珍しかった恋愛結婚で結ばれた祖父と祖母でした。
新天地で暮らしていたのに、
二度とは戻らない筈だった鹿児島に縛られ、
民間人であったのに結局は招集され、
海の底に消えてしまったのでした。

でも、自由になった魂は、
愛する家族が暮らす東北に飛んでいき、
帰還していったのでした。
それ以後は、
魂は、祖母の傍に寄り添っていたのでしょう・・。

次週は、いよいよ空襲が始まり、
呉の町は度々襲われてしまうのです・・・。
本土に住み、
日常生活を営む民間人たちもターゲットとなり、
命の危険にさらされていくのです。
でも、逃げ場なんてどこにもありません。

子供とて容赦なく、
むしろ、子供を標的にさえしていたのです。
私の83歳の母も、
標的にされかけたこともありました。

すずさんと晴美ちゃんにも容赦なく襲い掛かるのです・・。

お知らせ
主演の松本穂香さんが歌う劇中歌「山の向こうへ」が
2018年8月12日(日)24時より、
先行配信されます。

作詞:岡田惠和
作曲・編曲:久石譲

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