透明なゆりかご第6回は命が授かる事とは?第5回は愛情のリレーと自立について、でした。

「透明なゆりかご第6回は命が授かる事とは?第5回は愛情のリレーと自立について、でした。」のアイキャッチ画像

透明なゆりかご」の第回は2018年8月24日(金)NHK総合 毎週金曜 夜10時からの放送予定です。
【再放送】総合 2018年8月29日(水)午前1時30分(火曜深夜)です。

主要キャストの記事はこちらからどうぞ⇓⇓
NHKドラマ10「透明なゆりかご」放送はNHK総合7月20日(金)午後10時から!

第6回は二つのエピソードですかね?
第5回の長野里美さん出演に続き、
第6回は村上新悟さんが出演される予定で、
「真田丸」つながりとなりますね。
西原亜希さんも出演されるようで、
現在民放の水曜ドラマにも出演されていますが、
こちらの役はあり得ない程、気の毒な役で・・・。
金曜のこの「透明なゆりかご」では
幸せを掴む役であってほしいと願ってしまいます。

【第6回のあらすじ】
アオイはハルミと名乗る不良っぽい少女に誘われ、
山道を登っていました。
妊娠しているハルミは
「山奥にある古い家へ行けば、格安で簡単に中絶してくれる」
と事もなげに言うのです。
アオイは怒って引き止めようとしますが、
たどり着いた家から迎えてくれたのは
何とも優しそうな老夫婦だったのでした。
一方紗也子は、
結局自分が妊娠していなかったことを知り、
落胆していたのでした…。
(引用元:「透明なゆりかご」公式サイトより)

透明なゆりかご第5回は「14歳の妊娠」そして・・第4回は夫を選ぶ本当の条件、でした。

【第5回】
ドラマ冒頭で、アオイは不思議な男の子と出会います。
その男の子はずっと、アオイの後をついてきます。
いぶかしげに思ったアオイは尋ねます。
すると、男の子はぶっきらぼうに、不機嫌そうに答えます。
「そこに用事がある。」と指を指します。
それはアオイの勤務先の由比産婦人科の封筒でした。

その頃、由比産婦人科では、
妊婦さんと娘さんたちとおばあさんが
わちゃわちゃと分娩室に集まっています。
待望の男の子出産、だそうですが、
夫は仕事の都合で、立ち会うことが出来ません。
娘たちとおばあさんが、
出産に立ち会い、ビデオ撮影の準備もしていましたが、
生まれる気配はありません。

時を同じくして、看護師の望月紗也子は、
駅で貧血でしゃがみこんだ若い女性を開放します。
ピシッとキャリアウーマン風のスーツを身にまとう、
かなり若い女性です。
駅名は「根府川」駅です。



崖の上に会って、駅から相模湾を一望できますが、
その鉄橋は、風の通り道で、
よく強風で電車が止まってしまいました。
但し、「根府川」は「小田原」の先なので、
当時、テレビではテロップでは流れず、
最寄り駅について、初めて、
根府川駅の鉄橋が、強風によって、
電車の一時運転見合わせている事を
知ったことが度々ありました。

そして、今回のメインのお話である
由比院長と、婦長の榊実江がまだ、
大学病院に勤務していた9年前に出会った
14歳の妊娠した女の子とその両親の回想へと
話はシフトしていきます。

その女の子の名前は、北野真理。
一人娘で、それは大事に育てられ、
気性もまっすぐで、成績優秀な女の子でした。
ですが、いまでいうチャラ男に引っ掛かり、
何と妊娠してしまいます。
女の子は、「チャラ男」が好きで、
この男のウソ話も信じており、
「産む」決意を固めていきます。
それは、相手を好きになり、
好きになった男性の子供を宿し、
母性が芽生えている証でした。
両親は強く反対しますが、
真理の母親は迷っていました。
一時は、娘が妊娠したのは自分のせいだと言い、
由比の一言で、そう思うことが、
娘の自立を妨げていることに気づき、
そこから覚悟を決めたように真理に言うのでした。
「産みなさい」と。
今まで、母親が真理にいろいろしてきたように、
今度は母になる真理自身が産まれてくる赤ちゃんのために、
何が出来るか、何が最善策かを考え、自立を促します。
そして、自分は、真理のために支えていこうと決意するのでした。

真理は無事に男の子を産みます。
産むことに反対していた父親は、初孫と対面して、
すっかり感動し、一時は孫の命を奪おうとしたことを、
謝り、デレデレのおじいちゃんの顔になりました。

そして始まった育児。
想像以上に大変で、昼夜関係ありません。
真理の母親は働きますが、無理がたたって、
突然にこの世を去ってしまいます。
突然放り出された真理は自分を責めて、
自暴自棄になって、もうダメ・・と心が壊れそうになりますが、
それを踏みとどまらせたのは、
真理の母親の在りし日の言葉と姿でした。
そこから真理は這い上がり、子育てと、
母親との約束だった高校への進学のための勉強を開始します。
育児と、赤ちゃんをしっかりと育てるためには
経済的な自立が不可欠であるため、
自分の将来のための勉強の同時進行が始まります。

真理の母親がしっかりと真理を育て、
その姿勢が真理へと受け継がれていき、
真理も母親として、成長していきます。

娘の真の自立は、母親がいなくなっても生きていけること・・。
正に、真理の母親である弘子は、
有言実行を果たしたのでした。
ここのあたりは、同じ母親として辛かったですね。
そうなのです。
子育ての究極の目標は、
親からの自立で、それは、
親がいなくなっても、
逞しく生きていけるように育てること、なのですから。
それには、子供との信頼関係が大切で、
愛情と責任をもって育て上げることが大切。
そして、自分はいなくなる・・。



言葉ではわかっていても、実際に、
母親が死んでしまうシーンは、
ドラマでも辛いですね・・。
そういえば、弘子役の長野さんは、
「義母と娘のブルース」では、
良一さんの親族役を演じていました。
送る側と送られる側の両方を演じられたのですね。

真理が、出産の時や一人育児と奮闘している時、
決まって、甘えたようなすがるような声で
「ママ、ママ」と叫んでいました。
そう、その呼びかけは、母親にとってはツライのです。
そんな風に呼ばれたらもう、
すぐにでも飛んでいきたくなるのです。
どんなにケンツク食わせても、です。
でも弘子さんは、出産の時、耐えましたね。
私の子供も、ドラマの14歳の真理の様に、
すぐに真理が叫んだような
甘え声かつすがるような声で「お母さん」となりますが、
条件反射の様に、まだまだ飛んで行ってしまいます・・・。

由比院長と真理は再会します。
真理の息子の名前は明。
明は警戒して何と由比に一蹴り入れてしまいます。
それは大好きな母親と自分を捨てて、
逃げた父親と勘違いした為でした。
「今更出てくるなんて!」
明なりに一生懸命、心の整理をしていたのですね。

明は知っています。
母親の真理は自分が大好きで、
そのために無理を重ねてしまう事や、
祖母・弘子が亡くなったの事に対する自責の念が今だあることを。
だからこそ明は言います。
「自分と同じように、おばあちゃんはお母さんが大好きだった」と。
弘子の想いは真理に受け継がれ、
そして確実に明にも受け継がれています。
ここにも「愛のリレー」がありました。
時を同じくして、お話が重なります。

冒頭の妊婦さん、ようやく産まれました。
娘とおばあちゃんは熱心に祈祷したら
風邪をひいて寝込んでしまったとのこと。
「今はダメ~。」と妊婦さんはいいますが、
産まれてくる赤ちゃんはそんなことは「お構いなし」です。
無事に、男の子が産まれ、
その様子をアオイが録画することになりました。

望月紗也子のカバンの中には、
妊娠検査薬が入っていました。
次回は、望月紗也子自身のお話もありそうですね。

第6回です⇓⇓
透明なゆりかご第7回母と子供を繋ぐ記録。第6回は願いと現実は反するが希望は残る、でした。

フジテレビ系列火曜21時ドラマの第5回です⇓⇓
健康で文化的な最低限度の生活第6回は闇から息子を救う方法とは?第5回は親子関係とは何、でした。

TBS系列火曜22時ドラマの第6回です⇓⇓
義母と娘のブルース第7回は再建も受験もツライよ。第6回はみゆき面影ある、でした。

日テレ系水曜ドラマの第6回です⇓⇓
高嶺の花第7回は波乱万丈の第2章スタート!第6回はぷーさんは笑顔で見送り全てお見通し、でした。

TBS系列金曜ドラマ第6回です⇓⇓
チア☆ダン第7回は目標達成に向けてまっしぐら!でも?第6回は部員が20人になってこれで目指せます!

日テレ系土曜ドラマの第6回です⇓⇓
サバイバル・ウエディング第7回ゴールが見えてきた?しかし?第6回は友情と仕事を守りました!

TBS系列日曜ドラマ第6回の記事です⇓⇓
この世界の片隅に第7回は昭和20年8月がやってきます。第6回は散り行く日々と命。晴美ちゃん!