「透明なゆりかご」の第5回は2018年8月17日(金)NHK総合 毎週金曜 夜10時からの放送予定です。
【再放送】総合 2018年8月22日(水)午前1時30分(火曜深夜)です。
主要キャストの記事はこちらからどうぞ⇓⇓
NHKドラマ10「透明なゆりかご」放送はNHK総合7月20日(金)午後10時から!
次回は、かつて民放の放送局でドラマにもなった
「14歳の妊娠」ですが、お話の内容は全然違います。
そして、設定も原作では、主人公の友人関係ですが、
このドラマでは、回想・・ということになるのでしょうか?
で、14歳、中学生で妊娠してしまうことは、
決してフィクションではなく、
しかも増加しているのだそうです。
まだまだ成長過程にある14歳での妊娠のリスクは高く、
今回の母体の危機の様になってしまう事も少なくないそうです。
まして、人生設計において、
最も自分自身のことを
第一に優先する時に母親になってしまうので、
自分自身の未来は一度お預けとなります。
そんな多大なリスクを背負いながらも
産むことを選択するのです・・・。
【第5回のあらすじ】
ある日アオイは、自分の後ろをぴったりついてくる男の子に気づきます。
問いただすと、由比産婦人科へ行くのだと言うのです。
その由比産婦人科では、由比が榊に
「これからの分娩は大きな病院に任せるべきかも知れない」
と打ち明けていました。
「先生らしくもない」と、反論する榊です。
二人の脳裏に、かつて自分たちが担当した、
14歳で妊娠した少女・真理と母・弘子の姿が蘇ります。
(引用元:「透明なゆりかご」公式サイトより)
冒頭では、
真知子さんが無事に出産したところから始まりますが、
テロップで時刻が表示され、
すぐに緊迫した場面へと変わっていきます。
出血が止まらず、
産まれたばかりの赤ちゃんとご対面して、
満足そうに微笑む真知子さんでしたが、
その光景は長くは続きませんでした。
あれよあれよという間に、容体は悪化していき、
予断を許さない状況になり、
微笑んでいた真知子さんが苦しそうになり、
やがて昏睡状態へと陥ります。
総合病院へと救急搬送されましたが、
治療の甲斐なく、真知子さんは息を引き取り、
後には「美月ちゃん」と
真知子さんの夫である「陽介さん」が残されてしまいます。
幸せから一転、失意のどん底に落とされた陽介さんは激昂し、
裁判に刑事告訴しますが、やがて告訴を取り下げるのです。
ドラッグストアで陽介さんと再会したアオイは、
オムツかぶれ用の薬を探し、
見当たらず気落ちする陽介さんに、
顔を見られないように、
オムツかぶれローションを差し出しますが、
陽介さんにバレバレでした。
折しも悪天候のため、
アオイは陽介さんに
軽トラックにて自宅まで送ってもらったのでした。
積んであった荷物の中にロープを見つけ、
早とちりしたアオイはロープを取り上げますが、
陽介さんは
「子育てに忙しすぎてそんな暇なんてない」旨の発言をします。
でも、アオイが感じたことは、あながちウソではなく、
実は、陽介さんはかなり追い詰められていたのでした。
その陽介さんを救ったのは、
美月ちゃんと、真知子さんの至る所にあるメモ・・でした。
真知子さんが遺したメモは、まるで予見するかのように
要所要所に、しかも的確な内容で貼ってありました。
ドラマの中では、一切語られていませんが、
真知子さんの身内は沖縄に住むおばあさんおひとり、とのこと。
もしかしたら、真知子さんのお母さんも、
真知子さんを生んだ時に命を落としたかもしれません。
故に、
真知子さんはメモを至る所に書き留めていたのかもしれません。
真知子さんが産んだ美月ちゃんを懸命に育てている陽介さん。
このドラマの設定は1997年ですが、
その時点では、
まだまだ母体が出産直後に命を落とす数字が、
新生児死亡より高いことをセリフで告げられます。
実は、私が出産した2003年当時、
私の前に出産した親子が、
母子ともに危険な状態になり、
自然分娩から、緊急帝王切開になりました。
私は、複数の子宮筋腫などによって、
胎児が横倒し状態になって戻らないため、
予め帝王切開での出産になることは決まっていましたが、
午後2時過ぎの予定だったのが、
緊急オペが入り、夕方5時過ぎになりました。
私も出血が止まらず、
意識が遠のきましたが、
無事に目覚めることが出来ました。
なお、私の前に緊急オペとなった親子ですが、
無事出産出来て、
母体は授乳も出来るくらいになりましたが、
産まれてきたお子さんの
内臓の一部に障害があることがわかり、
治療と経過観察のため、
病院に通うことが告げられたそうです。
同時期に帝王切開手術をして、
その後の母体のリハビリで、
一緒になることが多かったので、
そういったお話が出て、知ることが出来ました。
時代は21世紀になっても、
出産は母子ともに命がけで挑む
一大イベントであることには
変わりはありません。
何だか「結婚の条件」とか
巷でいろいろ取り上げられていますが、
大事なのは、
自分が自由に動けなくなった時に、
安心してお世話になって、
もしもの時は命を預け、
未来を託すことのできる人物であるか、でしょうか?
最初は、限りなく頼りなくて、
年齢も離れている年下夫くんですが、
真知子さんの選択はやはり正しかったのでした。
ドラマの冒頭からラストまでずっと、
涙が止まらず、ぽろぽろこぼれていました。
独自の感性をもつアオイには、
産まれる命も、消えゆく命も、
まだ実感がわかず、なにが大切であるか理解できません。
でも、「命」そのものが、
ぎゅっと抱きしめたくなる愛おしい存在であると認識しています。
さて、次回は「14歳の妊娠」です。
駆け足で精神的に大人になって、
産み、育て、同時にどうやら自分の人生設計もきちんと描き、
実行することを選択した女性のお話となるそうです。
<お知らせ>
PR番組「まだ間に合う!透明なゆりかご」を放送します。
8月16日(木)総合・夜11時
8月17日(金)総合・午後0時30分
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