きみが心に棲みついた第5回の感想と第6回は?最新話読みました~今クールドラマあれこれ~

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今週、第5回が放映されましたね。
第5回の感想と第6回のあらすじです。

<キャスト 一覧>(順不同・敬称略)
小川今日子<おがわきょうこ>(主人公・下着メーカー材料課勤務、あだ名はキョドコ)→→→吉岡里帆
星名漣<ほしなれん>(主人公にトラウマを植えつけた人物)→→→向井理
吉崎幸次郎<よしざきこうじろう>(出版社勤務・パガヅン編集者)→→→桐谷健太
スズキ次郎(吉崎が担当する漫画家)→→→ムロツヨシ
堀田麻衣子<ほったまいこ>(下着メーカー・デザイナー勤務、主人公の良き理解者)→→→瀬戸朝香
八木泉<やぎいずみ>(下着メーカー・デザイナー、堀田の同期)→→→鈴木紗理奈
飯田彩香<いいだあやか>(主人公の同僚・下着メーカー材料課勤務)→→→石橋杏奈
白崎達夫<しらざきたつお>(下着メーカー・材料課課長)→→→長谷川朝晴
為末れいか<ためすえれいか>(「パガヅン」編集者、吉崎に思いを寄せる)→→→田中真琴
牧村英二<まきむらえいじ>(唯一、星名の過去を知る。大学の同期でバーデンダー)→→→山岸門人
成川映美<なるかわえみ>(吉崎の元恋人。売れっ子作家。ドラマのオリジナル)→→→→→中村アン
池脇久美子<いけわきくみこ>(商品開発統括部、部長。。八木を忌み嫌い、星名を異常にかっている)→→→杉本彩
市ノ瀬 高史<いちのせたかし>(過去に星名にプレゼンのアイデアを盗まれた)→→→西村元貴
谷山 祥子<たにやましょうこ?さちこ?>(星名の姉)→→→ 星野園美
小野寺 レイコ <おのでられいこ>(星名の大学時代の元カノ)→→→小林恵美

きみが心に棲みついた第4回の感想と第5回は?原作読みました~今クールドラマあれこれ~

【第6話のあらすじ】
バーベキューがきっかけで今日子(吉岡里帆)は吉崎(桐谷健太)と付き合うことになった。
仕事中もつい、浮かれてしまう今日子は、星名(向井理)にだけは知られてはいけないと気を引き締める。
ラプワールでは新ブランドのデザイン選定が佳境を迎えていた。
だが最終プレゼン前にもかかわらず池脇部長(杉本彩)は堀田(瀬戸朝香)をデザイナーに指名。
実は池脇と八木(鈴木紗理奈)には過去に浅からぬ因縁があって、
権力を盾にした意趣返しに八木はやる気をなくしてしまうのだった。
そんな八木に堀田は負け犬呼ばわりし…、
 一方、今日子は星名に最終プレゼンを予定通り行うよう頼みこむ。
しぶしぶ承諾した星名は、衝撃のひとことを口にするだった。

(引用元:TBS火曜ドラマ公式サイト「きみが心に棲みついた」より)

<第5回の感想>
星名の過去が少しずつ鮮明に出てきました。
哀しく何かにすがるような弱弱しい彼は、まるで今日子の様です。
そして、現在の冷たく残酷な星名。
根が繊細な所がある八木は、センサーを発動させ、今日子と星名の「何か」をキャッチし始めます。
今日子にとって悪夢でしかないバーベキューで、今日子を保護者の様に守る堀田。
視聴者からの願い通りの行動を先輩二人は取ってくれますね。
なんだかんだいって良い先輩たちに今日子は囲まれていると思いますよ。
職場の先輩に恵まれない社会人が大勢いるのですから、本当に早く目を覚まして欲しいものです。

バーベキューでの吉崎の行動は、少々頼りないのですが、
対峙する相手が星名を筆頭に大学ワル連合2人なので、これくらいでいいと思います。
ごく普通に淡々と、でもさりげない気遣いがある・・地味ですが、ここが大切なんだと思います。
等身大の良い人ですから、地味で、頼りなくて何か騙されそう・・・でも守って!!早く駆けつけて!!というハラハラ感が増します。
それにしても典型的なB級的ワルですね、牧村は。
星名に蹴られていましたが、あれは視聴者の思いそのもので、そのシーンだけならば、「星名、よくやった!」という思いです。
子供の頃、クラスの大人しい地味女子を実際にいじめて楽しんでいたタイプによくいました。
見かねて「そんなのダサいよ」とかいうと逆上した様に顔を真っ赤にして暴力を振るってきましたしね。

今日子と牧村の過去は、原作ではもっと過激ですが、まあ、ここではいいとして・・・。
星名とレイコも原作ではそれこそ「レディースコミック」的なきわどい関係ですが、ドラマでは
今後、どこまで描かれるのでしょうか。
レイコタイプも小学~中学生の時のクラスにいましたね。
「ワタシ、イケてる、モテる」という思い込みが強く、男と女とで態度が全然違うタイプの女子が。

星名のお姉ちゃんも出てきて、これは原作通りの「昔の面影、今いずこ」という太ってしまった姿です。
きっとこの姿は、満たされない思いが膨らんでしまったのでしょう。
演じている女優さんの目がまだどこか優しげで、これに対して、原作のお姉ちゃんの目はどこかイッチャッている感じで
どこか危なげなので、もう少し「狂気」があった方がいいかもしれません。

・・・と、ここで思うのですが、これは「サイコファンタジー」なんですね。
そういえば、原作には主人公がしばしば童話の世界の登場人物で描かれています。
大人のおとぎ話・・・ムロさん演じる漫画家・スズキが今日子を「妖精さん」と言ったのも頷けます。
ダークでサイコな大人の童話です。

大人のおとぎ話といえば昔、NHK・BS3で放送していた「ワンスアポンアタイム」を思い出します。
本国のアメリカでは第7シーズンであるとか。
日本での放送がしばらくないので早く続きが見たいのですが、もう放映しないのでしょうか?

やっと、思いが叶って吉崎と付き合うことになった今日子ですが、うまくいくのでしょうか?
越えなければいけないミッションがまだまだ多くありそうです。

星名の過去が見えてきたところで・・・・

「きみが心に棲みついたS」の最新話を読みました。
以下、感想と話の内容です。読みたくない方はスルーしてください↓








星名の過去が詳細に描かれていました。
ざっと簡潔に内容をまとめますと、
整形し、別人の様にイケメン君になった彼は、自分の支配下にクラスを置こうとします。
これまでの感情を捨て、全て自分の意のままに操ろう決意して、その才能を次第に開花させていったのでした。

母と、本当の父親がいるペットショップに行った星名は、その晩泊っていきましたが、
そこで目にしたのは売れ残りのペットに虐待をし、母にDVをする光景でした。
そう、ねじねじ巻きの今日子の首をぐいと絞める行為はその男が元祖だったのでした。
何もかも信じられなくなり、心のタガが外れてしまった彼は包丁を手にして、
母親にDV行為をしている男にじりじりと近づいていくのでした。

やっぱり、そうくるかな、という展開ですね。
話の続きは次回ですが、やっぱり、真犯人は彼なのでしょうか?
それとも、過去の話はまたお預けなのでしょうか?
闇深いところにいる星名ですが、母親と今日子をどこかで重ねている風にも思えます。
愛情と憎しみは表裏一体なのかもしれません。
本当に彼は救われてほしいですね。

↓切なくもひんやりと優しい気持ちになれるもう一つの童話です。
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