Missデビル 人事の悪魔・椿眞子~第3回は「働き方改革」の実態!と第2回の感想。

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「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子(みすでびる じんじのあくま・つばきまこ)」が始まりました。
毎週土曜日午後10時・日テレ系列にて放映予定です。
第3回は、4月28日(土)午後10時からの放映予定です。
「働き方改革」がからむストーリーとなっております。

【キャスト】<順不同・敬称略>
椿 眞子(つばき まこ)< 菜々緒>
(人事コンサルタントとして新入社員研修を担当。その後、人材活用ラボ室長)
斉藤 博史(さいとう ひろし)<佐藤勝利(Sexy Zone)>
(共亜火災保険新入社員。人材活用ラボに配属)
伊東 千紘(いとう ちひろ)<木村佳乃>(共亜火災保険・人事部長)
本橋 瑞希(もとはし みずき)<瀬戸さおり>(共亜火災保険・社長秘書)
柴崎 亮(しばさき りょう)<猪野学>(共亜火災保険・会長秘書)
大沢 友晴(おおさわともはる)<船越英一郎>
(共亜火災保険・社長。博史の父と知り合い?)
喜多村 完治(きたむら かんじ)<西田敏行>(共亜火災保険・会長)
関内 秀臣(せきうち ひでおみ)<山本直寛>(共亜火災保険・新入社員)
南雲 陽一(なぐも よういち)<前田航基>(共亜火災保険・新入社員)
藤堂 真冬(とうどう まふゆ)<白石聖>(共亜火災保険・新入社員)
沖津 周平(おきつ しゅうへい)<和田正人>(共亜火災保険・人材活用ラボ・元人事部)
国本 要二(くにもと ようじ) <モロ師岡>(共亜火災保険・人材活用ラボ・元施設課)
花村 優梨子(はなむら ゆりこ)<山田キヌヲ>(共亜火災保険・人材活用ラボ・元経理課)
田部 栞奈(たべ かんな)<水沢エレナ>(共亜火災保険・人材活用ラボ・元IT推進課)
斉藤 聡子(さいとう さとこ)<山下容莉枝>(博史の母)
斉藤 茜(さいとう あかね)<関屋利歩>(博史の妹)
斉藤 修(さいとうおさむ) 鶴見辰吾>
(博史の父。事故のために足が不自由となり、車椅子で生活。大沢と知り合い?)
(引用元:ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」公式サイトより)
【第3回】
「人材活用ラボ」を率いる椿真子にまつわる様々な噂や憶測が社内で広まる中、
博史の新たなる研修先が決まる。
次は「損害サービス部」。
そこは客のクレームなどの対応を引き受ける部署だった。
さぞや、ストレスが多い仕事かと思いきや、快活な部長の尾上(おかやまはじめさん)、
課長の簑島(金子俊貴さん)や若手社員の吉田(前田公輝さん)らの雰囲気は明るく、
博史は拍子抜けで、反面、この社員の中から、
リストラ要員を選出しなければならないという任務に
気が重くなるばかりだった。
だが、一見明るく、何の問題もないこの部署損害サービス部」にも実は大きな問題があった。
それは、人事部が推進する「働き方改革」がここでは表面的にのみ実行され、
お題目を唱える部長とそれをかさに着て好き勝手にふるまう吉田に挟まれ、
課長の簑島は苦しんでいた。
しかも、奥津によれば、かつて簑島はバリバリの営業マンだったと聞かされ、
博史は簑島を苦しめる「モンスター社員」の吉田をリストラ候補として選ぶが、
椿からは、ばっさりと却下されてしまう。
かつての部下だった簑島を心配する人事部長・千紘だが、
そんな中、椿は簑島に残業などの現状を詰問する。
千紘はそうしたことをする椿に反発するが、
「働き方改革」の進め方について椿から痛いところを突かれてしまう。
やがて、追い詰められていった簑島が思いがけない行動に出てしまう・・・。
(引用元:ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」公式サイトより)



【第2回の感想】
実は、予告のあらすじを読んで、リストラになるのは、夏月かな?と思っていました。
気になるのは、不正を行っていた夏月は懲戒処分による解雇になるのか、
自己都合退職扱いとなるのか、ちょっと不明でしたが、
ラストの方で、明るく吹っ切れてた様子だったので、
懲戒処分による解雇ではなかったのかな?と思ってしまいました。
それなら、退職金も出るし、
何より再就職する際にも履歴書に傷がつかないのかな?と考えてしまったり・・・。
まあ、ドラマなんですけどね。
近い将来、夫の分までしっかりと家族を養っていかなくてはならない身の上になるので、
つい、想像してしまいました。
従業員の立場と未来を考慮したうえでの自己都合退職だったのかなぁ・・と。
(もちろん、会社都合退職にはなりえません・・・)
あと、「セクハラ」ですが、
ドラマに描かれていた程度のセクハラでは、やっぱり弱いのかしら・・なんて。
しかも社外では何の効力もないので、
「セクハラ」と訴えるためには、社内での行為の証拠をとることなんでしょうね。
実際に悩まれている方々にとっては、一つの指南の回だったかもしれません。
同時に、弱みは絶対に握られないようにしましょう、とも教えてくれました。
当然、不正行為は駄目ですよ!!
次回以降も、こうした会社の中をわかり歩いていくための「指南」が
ポイント的に出てくるといいかもしれませんね。
修と大沢の会合の場面が早くも出ましたが、椿の子供の頃の火事と言い、
何らかのつながりがあるのでしょうか?
実は、修と博史は実の親子ではないとか・・?(べたすぎる?)
椿と博史は実は姉弟だったとか(案外??)
椿眞子は本名ではなく、コードネーム、とか?(これはあり得る)
そして、椿の最終目標は会長を社会的に葬り去る事、とか?
一見、穏やかで平和そうな人々がこの日常を失いたくないために隠した闇を
えぐりだして無に帰していきそうな内容なので、
やっぱり「ラスボス」は会長なのでしょうか?
実は、某医療系ドラマと違って、完全な悪キャラだったりするのかもしれませんね。



実社会でも、隠して闇に葬り去ろうとした事実が時にあぶりだされ、時にえぐられ、
世間は混とんとしており、報道されるニュースもそのことが本当なのか?
実は真実をあえてそらして隠そうとするのか、深読みが必要になっています。
「世間」を新年度開始に合わせて「会社」にしたドラマ。
そう、会社は実は矛盾だらけで、おかしな暗黙のルール(おきて)がまかり通る所。
昇進は業績をあげた実力ではなく、政治力の長けた人物が成していく・・・。
とはいえ、まじめに追及するとそこはドキュメンタリーか社会派ドラマになるので
その辺りは、スポンサーの関係ない放送局にお任せして、
土曜日の夜にスポンサーがつく民放の放送局で放映するドラマとしては、
新しい生活にまだまだ不慣れで何かと緊張が多い新入社員も、
酸いも甘いも嚙み分けた社会人歴の長い人も、
「そうそう。あーこれですっきり」となるような、
あと味が爽快で楽しめる内容に仕上がってほしいものですね。
今回も「蹴り」が入りましたが、
その部分は、視聴者各々が「蹴り」を入れたい相手に置きかえて、
心の中で「回し蹴り」をして、これにて週末を締めてスッキリ!
今回は、ストーリー自体は悪くなかったのですが、
放送時間内にまとめなくては!感が出てしまい、
前半が、あらすじ説明調になったかな?と思いました。
あと、人事活用ラボの面々が、実は、密命を帯びた「隠密」に思えてきました。
あるいは「必殺仕事人」なのか?
同時に反体制のスパイも存在するのかな、そのうちの一人は
今はまだ和気あいあいとしている新入社員の同期のメンバーの一人かな・・
と勝手に予想しちゃいます。
新入社員・博史の受難の日々はまだまだ始まったばかりですが、
純粋培養された感じの素朴な青年・博史がどのように洗練されていくか、
はたまた変わらないのか・・・?大どんでん返しはあるのか?楽しみですね。
「働き方改革」
職場でも叫ばれていますが、うわべだけだし、
医療機関でまじめに実践したら、健康保険制度が崩壊して、
一般家庭の人間は医療行為を受けられなくなります。
だって、報酬払えないですから・・。
もっと、根本的な改革が必要だし、
改革するには「WinWin」でいかないといけませんね。
押し付ける誰かを決めて、一度ターゲットにされると
心身が壊れるまでこき使われ、ぼろ雑巾の如く捨てられる・・。
苦しんでいる患者さんへの「奉仕」、という大義名分のために。
実は、そうした働き方で何とか、国民皆保険制度がかろうじて維持できていた部分があります。
来週、実社会でも矛盾だらけの「働き方改革」に対して
椿眞子はどんな「なた(鎌?)」をふるうのでしょうか?
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