今週、第8回が放映されましたね。
第8回の感想と第9回のあらすじです。
<キャスト 一覧>(順不同・敬称略)
小川今日子<おがわきょうこ>(主人公・下着メーカー材料課勤務、あだ名はキョドコ)→→→吉岡里帆
星名漣<ほしなれん>(主人公にトラウマを植えつけた人物)→→→向井理
吉崎幸次郎<よしざきこうじろう>(出版社勤務・パガヅン編集者)→→→桐谷健太
スズキ次郎(吉崎が担当する漫画家)→→→ムロツヨシ
堀田麻衣子<ほったまいこ>(下着メーカー・デザイナー勤務、主人公の良き理解者)→→→瀬戸朝香
八木泉<やぎいずみ>(下着メーカー・デザイナー、堀田の同期)→→→鈴木紗理奈
飯田彩香<いいだあやか>(主人公の同僚・下着メーカー材料課勤務)→→→石橋杏奈
白崎達夫<しらざきたつお>(下着メーカー・材料課課長)→→→長谷川朝晴
為末れいか<ためすえれいか>(「パガヅン」編集者、吉崎に思いを寄せる)→→→田中真琴
牧村英二<まきむらえいじ>(唯一、星名の過去を知る。大学の同期でバーデンダー)→→→山岸門人
成川映美<なるかわえみ>(吉崎の元恋人。売れっ子作家。ドラマのオリジナル)→→→→→中村アン
池脇久美子<いけわきくみこ>(商品開発統括部、部長。。八木を忌み嫌い、星名を異常にかっている)→→→杉本彩
市ノ瀬 高史<いちのせたかし>(過去に星名にプレゼンのアイデアを盗まれた)→→→西村元貴
谷山 祥子<たにやましょうこ>(星名の姉)→→→ 星野園美
小野寺 レイコ <おのでられいこ>(星名の大学時代の元カノ)→→→小林恵美
郁美<いくみ>(星名の母親)→→→岡江久美子
きみが心に棲みついた第7回の感想と第8回は?支配と尊重の違い~今クールドラマあれこれ~
【第9話のあらすじ】
星名(向井理)との関係に終止符を打ち、今日子(吉岡里帆)は晴れやかな気分でいた。
しかしその頃、吉崎(桐谷健太)は何者かから送られてきた動画データを見て驚く。
今日子が星名とともに彼のマンションに入っていくではないか…。
翌日、吉崎は今日子の家を訪れ、星名との関係を問いただす。
「過去に何があったか話したくなったら話してくれればいい」とは言ったが、
実は嫉妬に狂いそうだったと本音をこぼす吉崎に今日子は母親との不仲や星名との過去を打ち明ける。
吉崎から母親との関係を乗り越えるよう背中を押された今日子は数年ぶりに実家を訪れる決心をする。
そんな時、ラプワール従業員全員に星名のパワハラ・セクハラを告発するメールが届き…。
(引用元:TBS火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」公式サイトより)
<第8回の感想>
星名は、やっぱり、今日子が好き・・・なのかもね・・・という回でした。
でも、時遅し、今日子には日陰でゆがんだ環境にはふさわしくないのです。
陽だまりの中に包まれている環境こそふさわしいのです。
ゆがんだ心で、人の弱みに付け込み、恐怖と苦痛を与え支配しようとする星名からあと少しで解き放たれようとする今日子。
後押しは必要だけれども、自ら解き放つ強さが必要であることを教えてくれる回でしたね。
クライマックスに向けては地味な展開とは思いますが、個人的には悪くはないと思います。
ただ、万人向けではないことは確かですね。
今日子の様な何かしらの過去のしがらみや苦しみから解放されたいと日々思いながらも葛藤している人間には、
すんなりと入っていけるのですが、そうではない人々にとっては、
今日子に対しては、やっぱり、飯田や為末の様な印象を抱いてしまいがち、かもしれません。
肝心の黒幕(?)である星名が「いや~もう・・・どうでもよくなっちゃた~」という
半リタイア的な空気感を漂わせてしまっているので、今は、飯田の壊れっぷりに期待します。
この飯田は普通の視聴者女子代表でもあるわけなのです。
今日子に対して反感を持ち、「なにこのあざとい女!やっつけちゃえ!」という
日の当たる環境に生息している普通でちょっと強気の女子を
どこまで納得させて、最終的には今日子という人間を理解し、受け入れてくれるかにかかっていると思います。
ほら、そうすれば、日の当たる環境にいる、普通で強い女子に受け入れてもらえれば、もう完全に星名は必要ではないのだから。
星名自身も、そのような女子に受け入れられてこそ、救いになるのかもしれません。
吉崎と結ばれ、安泰になることが一つのハッピーエンドの形かもしれませんが、
働く女子としては、飯田や為末の様な女子に受け入れられることこそ、今日子が目指す最終形態かなぁと勝手に思ったりします。
同性の会社の先輩二人である堀田と八木にはもう味方、
いいえそれ以上の親衛隊的な感じで今日子を理解し受け入れてくれていますから。
飯田との関係も、やがては堀田と八木の様な関係に発展するといいな・・と思っちゃいます。
勿論、星名が持つ刃の鋭く冷たい切れ味も、このままさび付かせままでの終了だと
序盤のあの描写は何だったの?と中途半端で、もったいない・・・ことになってしまうので、
来週以降は是非復活させて、冷たくキレキレの状態でラストまで突っ走ってもらいたいものです。
今日子と星名には、過去のしがらみからメデタク卒業してもらって・・・
今日子にはうららかな日差しがふりそそぐ様な場所。
星名には、今までのけじめをきちんとつけてさっぱりと。
それぞれの春が訪れることを願います・・・。
お月様の下が似合うのは・・・↓
anone(あのね)第8回の感想と第9回へ。闇をそっと照らす灯と月~今クールドラマあれこれ