フェアトレードコーヒーとは【発展途上国の生産者を守る制度】

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 アラミドコーヒーやシベットコーヒーを調べていますと「フェアトレードコーヒー」と言う言葉が度々登場します。

 フェアトレードと言うのは、どういう事なのでしょうか?
 さっそく調べてみました。

フェアトレードとは

 コーヒー豆などは比較的「発展途上国」(開発途上国)にて生産されることが多いです。

 しかし、そんなコーヒー豆の「買取価格」は、ニューヨークとロンドンの国際市場で決められています。



 皆様もよくニュースなどでご覧になっている通り、国際市場の価格は変動が激しく、投機マネーなども流入することから、価格が高騰したりします。

 しかし、マーケット動向などの情報や、独自での販売手段を持たない小規模農家(生産者)は、結果的に中間業者の言い値での収入であり、時には生活に十分な収入を得られず、子どもを学校に行かせることもできない状況に陥る事もあります。

 そんな立場の弱い小規模農家が「生産者組合」を作ることで、生産能力・交渉能力を身につけて、生産者の生活を最低限守る「フェアトレード最低価格」と言うものを定めるようになりました。
 これにより、国際市場価格がどんなに下落したとしても、輸入買取業者は「フェアトレード最低価格」以上を保証することになったのです。

 上記はそんなフェアトレードコーヒーで日本でも流通している商品の一例です。

 無印良品さんで売られているコーヒーも、フェアトレードが多いです。

 このような制度にて、生産者が安心して生活できると言う事は、生産地域の社会発展にも大きな成果を与えます。
 すなわち、我々がフェアトレード商品を購入する事で、国際貢献をしていると言っても過言ではないのかな?と感じております。