関東大雪「伝説」の1986年3月23日 大停電で立往生~家に帰りたい!

大雪の道

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大寒波の襲来により、北陸地方の積雪が大変なことになっております。
天気予報などによると、峠はようやく今日にも越すとの予報ですが、まだまだ油断はできません。
十分にご注意くださいませ。

私の住む南関東も、北陸地方の方々からすれば、本当にかわいいものではありますが、先月23センチもの積雪に見舞われました。
そして、遡ること4年前の2月にも合計すると、先月を上回る積雪になり、交通機関がマヒしてしまいました。
首都圏の交通事情は本当にもろく、情けない位に積雪対策も不慣れで、それは職場にも言えることなのです。
あらゆる交通機関がマヒし、道路も積雪でとても車で通行できないのに当たり前のように、
開院時間に十分に間に合うよう確実な早い時間での出勤を求めるのです。



従って、確実に間に合うように、いつもの数倍の通勤時間をかけて、かなり早く出勤し、
当たり前のように、この時間に職場にいるからといつもより2時間以上も早く業務を開始して、
患者さんたちへの電話応対と雪かきをしても、開院は9時半からだし、就業規則にもないからといって
結局はうやむやにされて、その分の仕事は、勤務としてはつけられてはいませんでした。
しかも、雪かき用のスコップなどあるはずもなく、ちりとりで通路だけかろうじて雪かきを行えたという状況でした。
徒歩圏内のスタッフも何人かいるので、交通機関マヒにおける緊急勤務体制は確立しなければならないハズなのに、
全く手つかずで、作る発想も全くなく、あるのは、該当日のシフトであるスタッフの「善意を求む」だけで、
しかも当たり前の発想だと認識しているのです。
あれから4年が絶ちましたが、、命令された早期時間からの業務は、勤務時間と認めるとして就業規則に追加され、
記載されましたが、それ以外の項目は殆ど状況は変わらず仕舞いでした。

近所を見ても、持ち家に面している歩道の雪かきを行っている家は殆どなく、我が家の義父が一人で雪かきをしていました。
雪がやんだ直後から行うのがベストで、昔住んでいた地域ではそのように行っていましたが、
今回雪がやんだのは深夜であり、まだ降り続いている月曜日の夕方と雪がやんだ火曜日の朝に雪かきを行いました。
我が家に面している歩道は、高校生の通学路にもなっているので人通りが多く、雪かきは必須でした。
それでも、雪かきを行っている家は少なく、何日も経過し、完全に氷になってしまった頃に慌てて雪かきを行う人が出てきました。

このように、忘れた頃にやってくるが故に対策がいつも後回しになってしまっている南関東の大雪事情ですが、
何十年経過しても忘れられない大雪の日があります。
それは今を遡ること32年前の1986年3月23日の大雪です。

実は前日に父の墓前参りのために、家族で父の墓及び実家のある福島県郡山市に滞在していたのでした。
そして、23日の朝に列車にて帰郷したのでした。
既に郡山を出るころに、横殴りの雪が降っていましたが、東北にはよくあることなので、全く気にしていませんでした。
せめて、天気予報を見ればよかったのですが、
父の実家では、母はかなり気を使い、テレビを見るのはご法度、と自分でルールを作り、子供たちにも強要していました。
まだ、当時は携帯電話などないですからね。
郡山で降っている雪も東京に行けば止むわよとその時はタカをくくっていました。

そして・・・・昼くらいに上野についたら、余りの混乱ぶりにこちらが驚愕してしまいました。
郡山より南に位置する関東地方である東京の方がはるかに悪天候で既に電車は運休状態となっていたのです。
(当時、東北新幹線は上野止まりでした)
かろうじて、上野から東京にきてみたものの、その先の在来線は全く動いておらず、
足止めをくらった人々であふれかえっていました。
そして更に追い打ちをかけるように事故が発生してしまいました。
大雪と強風で・・・何と、神奈川県の送電線の鉄塔6基が倒壊してしまい、大停電になり、
復旧のめどが全くたっていないことを初めて知ったのでした。
3月の南関東の雪ですから、水分をたっぷり含んだ重く湿った雪なのです。
その雪の重みと強風に鉄塔が耐えられず倒壊してしまいました。

今夜の宿を探す人々で駅の宿泊施設案内の窓口には列が出来始めました。
私も姉も翌日は休みなので、母に有休申請をして今夜はホテルに泊まることを提案したら、怒られ
何が何でも帰る!!の一点張りでした。

そのうちに宿泊施設の窓口は長蛇の列となり、
「あんなに列ができているからもう駄目よ」と言われたのを記憶しています。
そして東京駅にかれこれ9時間近く殆ど飲まず食わず状態で滞在していたのでした。

夜も9時を回ろうとしていた時に、ようやく総武~横須賀線が1本動く、とのアナウンスが流れ、ぎゅうぎゅう詰めの中、
その列車に乗りました。
停車駅でいつもより、かなり長く停車してはのろのろとゆっくりな速さで運行、を繰り返したのでかなり時間がかかりました。
そうです、線路冠雪に加え、停電していたのですから、運行はいつもの様にはいかなかったのです。
駅は真っ暗、信号のライトもなく、線路には、融雪のために炊いた炎がちろちろと燃えていました。

そして・・・最寄り駅よりかなり手前の駅でとうとう電車は運行できなくなってしまったのでした。

駅前に出ると、そこからは各方面に向かうための車待ちの人々であふれ、乗り合うための情報交換などの声でにぎやかでした。
タクシーなんて全く走行していなく、頼れるのは家から迎えにくる車だけです。
積雪は先月や4年前よりは少ない10センチ程度でしたので、道路はまだ車が走れる状態の様でした。
しかし、山間などは10センチを超えて積雪していたと思います。
優しい方がいて、自宅から迎えに来た車に乗るように言ってくださり、しかも、
かなり遠回りして私が当時住んでいた所まで送って下さったのでした。

停電なので、信号や街灯はすべて消えていて、頼れる明かりは車だけ、という状況でした。
しかも、時間は深夜で積雪もかなり増えて、ただでさえ暗い中の走行は、より危険が増しています。
その中、見ず知らずでしかも多荷物の私たちを遠回りしてまで送ってくださり、本当に有難く今でも深く深く感謝しております。
更に、後日、お礼の品を送ろうと住所などうかがっても「お互い様」とだけで言わず、
せめてのお礼としての現金なんて、やっぱり受け取らず、私たちを降ろして、元来た道を引き返していったのでした。

家までの道を歩くと、ひざ下まで埋まってしまいます。
やはり、10センチ以上は積もっていました。
おまけに普通の靴なので、足元は、靴下までしみてかなり冷たかったのでした。
玄関前までようやくたどり着くと、階段を二つ上がった処にある玄関前の開き門扉が雪で完全に隠れてしまって、
玄関前に行くと体半分が雪でズボッと埋まってしまいました。
どうやら、屋根から雪が落ちていた模様です。

手で必死に通路を作ってようやく家の中に入れたのですが、この時とっくに日付は変わっていました。

母が何か飲みたいと訴えましたが、当然電気がつかないので、お湯を沸かすことは勿論、水を出すこともできません。
幸いな事に、郡山に出かける前に、お風呂掃除をしなかったため、風呂の残り湯があったので、水洗トイレには困りませんでした。
が、冷え切った体を温める術もなく、布団も冷たく氷の様で全く眠れませんでした。

夜が明けて、朝から快晴で、気温も従来通りの南関東の気温が戻り、ぐんぐん上昇して雪は融けていきます。
屋根からも、ドドドッと音を立てて雪が落ちてくるので、歩道と、やはり雪で埋まってしまった湯沸かし器周辺の雪かきは欠かせません。
同時に、断水でもあるので、片道15分かかる小学校まで給水車がくるというので、ポリタンク2つを持って給水にいったのでした。

母は同僚の人が車で迎えに来たので幹線道路に出て出勤、姉は疲れた・・・といって休憩し、妹の私が残りの雪かきをして、
片道15分かかる小学校までポリタンク2つを抱えて給水に行きました。
帰りは当然・・・重かったです。
しかも、急速な雪解けのため、道路は川の様になってしまっておりました。
電気と水道の復旧はいつ頃したのか、もう定かではありませんが、結構な時間がかかった記憶があります。
この経験から、水の備蓄と水洗トイレが使用できない時の対策の必要性をかみしめております。

・・・簡潔に記しますが、トイレ対策として、災害用のトイレキットとナプキン、紙おむつは常備しております。
が、紙おむつは普段は使用しないので、置き場に困ってしまうので、枚数はごく少ないのが実情です。

しかも、実家の母は紙おむつには抵抗感があるので、今現在、実家の対策用のグッズは水以外は皆無なのでそろえなくてはなりません。
水も、賞味期限のチェックを長らく行っていないので注意しなければなりません。



高齢の親でも、普段使わないけど、抵抗なく使用できる災害グッズとその置き場・・・。

また、揃えたらご報告します。

参考:ヤフー災害カレンダー

 

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