コーヒーは健康に良いのか?【珈琲の健康効果】

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 コーヒー1杯(150ml-ドリップ式)には、約100mgのカフェインが含まれます。
 カフェインには、集中力を向上させる効果や、筋肉痛を和らげる効果があります。
 そして、コーヒー摂取により、全死亡および心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患による死亡リスクの低下が確認されています。

ダイエット効果

 カフェインは脂肪を分解させるスピードを加速させたり、自律神経である交感神経も刺激しますので、エネルギー消費率を高める働きがあります。
 そのため、コーヒーを1日3杯(400g以内)であれば、痩せるのに優れた作用を発揮してくれます。
 特に、運動の1時間前に飲むことで、効果を最大限発揮すると言われています。

シミ防止も

 肌のシミ防止にも一役買ってくれるのがコーヒーです。
 1日に2杯以上のコーヒーを飲む人は、飲まない人とと比較して、シミが少ないと言うデータがあります。



リラックスできる

 コーヒーの香りは「ピラジン」をはじめとした、多数の香り成分が組み合わさったものです。
 そのコーヒーの香りをかいだ人の脳波は、リラックスした時に出る脳の「α波」が多く出ているのです。
 また、1日2~3杯のコーヒーを飲む女性は「うつ」になる確率が15%低いと言うデータもあり、1日4杯だと20%低下したと言います。

肝臓に良い

 毎日2杯のコーヒー摂取で、肝がんの発症リスクが約40%減少すると言うデータがあります。
 また、1日1杯でも、肝硬変を発症するリスクが20%低いそうです。
 そして、つらい二日酔いの頭痛を軽減もしてくれるのが、コーヒーに含まれるカフェインです。

糖尿病にも良い

 また、1日に4杯以上コーヒーを飲む人は、2型糖尿病の発症率が50%少ないことが判明しています。
 消化促進にもコーヒーは良いので、食べた後にも最適です。

コーヒーのデメリット

 これまではコーヒーの良いところばかりを記載して参りましたが、デメリットに関してもきちんと明記しておきたいと存じます。

 まずは「胃が荒れる」です。
 コーヒーには消化液の分泌を促進し、消化を助ける効果がありますが、これが多すぎると胃痛、胃が荒れる原因となってしまいます。
 ともあれ、小生は若い頃はブラックコーヒーを飲めました。
 しかし、現在では、ブラックコーヒーを飲むと、胃が荒れて下痢などを引き起こします。
 そのため、コーヒーにミルクを加えて飲んでいます。

 「口臭」に関しても、コーヒーを飲んだ直後は、消臭効果があるのですが、コーヒー成分の「タンニン」「クロロゲン酸」が時間がたちますと酸化します。
 この「酸化」した状態が口の中で広がりますので、コーヒーが起因して口臭が発生すると言う事になるのです。
 そのため、きちんとしたコーヒー屋さんでは、コーヒーと共に、必ず「水」が出ますよね。
 コーヒーを飲んだ後に、水を口の中に入れるだけで、だいぶ緩和されるのです。

 「貧血」についても注意が必要です。
 コーヒーの「タンニン」が鉄分と結合して、鉄分の体内吸収が妨害されてしまいます。
 そのため、鉄分の不足による貧血症状がでることがあります。

 「睡眠の質の悪化」は、すなわち、コーヒーの眠気覚ましからです。
 寝る前にコーヒーを飲むと、寝れなくなると良く言いますよね。
 カフェインの効果なのですが、私の場合には、コーヒーを飲んだからと言って、寝れないと言う事はありません。
 むしろ、お腹が空いていて、寝れない事の方が多いです。

 「トイレに行きたくなる」は、コーヒーを飲むことで交感神経が活発になるので、トイレが近くなったりするのです。