娘が大切に6年間使用したランドセル。
外観は傷んでいるとこ櫓も無く、大切に使用したみたいです。
という事で、娘やお母さんとも相談して、中品ではありますが、下記の通りランドセルを「寄付」し、少しでも社会貢献させて頂く事に致しました。
ランドセルを海外の子供に役立てる活動は、公益財団法人(NGO)の「ジョイセフ」が行っております。
基本的にはアフガニスタンにランドセルが届けられます。
アフガニスタンの貧しい村にて勉強する女の子や男の子、特に教育の機会に恵まれない子供たちが通学用としてランドセルを使ってくれるとの事です。
ジョイセフ(Joicfp)では「思い出のランドセル寄贈」と言う事で、協力を呼び掛けています。
なお、ランドセルの回収は通年ではなく、だいたい毎年3月中旬から5月下旬までの期間限定(秋にも設定あり)となっているようで、そしてまとめて輸送するようです。
ランドセルの寄贈方法
ジョイセフ(Joicfp)を通じて、小学校卒業時点でランドセルを寄贈する場合には下記の点に注意が必要です。
(1)3月中旬から5月下旬が受付期間、秋にも回収期間がある(例年の場合)
(2)海外輸送費として1800円(ランドセル1個あたり)の寄付も必要
(3)ランドセルを日本の倉庫まで発送する送料も負担が必要
上記のように、ランドセルだけを寄贈することはできません。
海外輸送費と送る際の送料に関しては、確かにNGOとしても負担が大きいと思いますので、その辺りは趣旨への理解が必要だと存じます。
ジョイセフの指定倉庫まで発送する送料は、Yahoo!の「はこBOON」(はこぶーん)を利用すれば、宅配便送料も安いです。
私の場合には494円(税込)で済みました。
1800円の海外輸送費寄付は、ジョイセフのホームページから、インターネット上のクレジットカード決済にて送金もできますので、そんなに手間も掛かりません。
なお、書き損じハガキ46枚にて、1800円の寄付に変えることも可能ですが、年賀状を大量に失敗したり余ったりしない限り、これは難しいです。
寄付金控除・税額控除
ジョイセフへの寄付は、確定申告時に寄付金控除を受けることが可能です。
年間の寄付金額の合計-2000円=寄附金控除額となります。
すなわち1800円だけ寄付したのでは控除対象にはなりませんが、年間の寄付金額は、他の団体などへの寄付も合計計算できますので、私の場合には、東日本大震災で寄付した額も合計させて頂きました。
なお、寄付金控除ではなく「税額控除」を利用した方が、控除額が大きい場合があります。
税額控除ですと、所得税から控除勢から、寄付金額-2000円の「寄付金額」の40%控除となります。
更に自治体の条例によりますが、住民税も最大で10%控除を受けられる場合があります。
この住民税の寄附金税額控除は、お住まいの市町村によって異なりますので、一度、自治体にHPなどで自分の街はどうんなの?、確認しておくと良いでしょう。
税務署への確定申告にて税額控除の記載をすれば、自動で自治体にも連絡が行き、住民税の減額を受けられます。
ただし「領収書」なくさないで保管して、確定申告書に添付する必要がありますので、念のため明記しておきます。
このように税制面で少しお得になることも可能ですので、ふるさと納税などと共に、うまく活用して参りましょう。
なお、概ねですが、年収1000万円以上の所得である場合には、寄付金控除の方が有利な場合がありますが、1000万円以下の場合はだいたい税額控除にて申請した方がお得なようです。
※控除に関しては良く勉強の上、ご活用願います。