第10回の「花のち晴れ~花男 Next Season(はなのちはれ~はなだんねくすとしーずん)」は
6月19日(火曜)午後10時からTBS系列にて放映予定です。
残すところ、あと2回、11回までどうやらあるみたいですね?ね!
なぜなら、来週の番組表には⑩の表記はあったけど、
「終」の文字はなかったのです。
ここにきてようやく近衛仁の出番も増えたので、
あの果し合いに向けて、ボルテージが上がっていくのでしょう。
ちなみに原作では、そこのエピソードに至るまでは、
もっと丁寧に描かれていたように思えたのですが、
どうなのでしょうか?
天馬役の中川さんは勿論、
愛莉役の今田さんをもっと見たい!と切に思うので、
次回のエピソード2があるならば、その二人メインで見たいと思いました。
晴役の平野さん、回を重ねるごとに、
不器用ながらも誠実な本性が見えてきて、
これまたいいこじゃないですか。
めぐりんも一生懸命だし、
もう、晴も天馬も不憫です。
晴も天馬も目を覚まして!と叫びたい位です。
<キャスト>(順不同・敬称略)
江戸川 音(えどがわ おと)<杉咲 花>
神楽木 晴(かぐらぎ はると)<平野紫耀(King & Prince)>
馳 天馬(はせ てんま)<中川大志>
平 海斗(たいら かいと)<濱田龍臣>
西留 めぐみ(にしどめめぐみ)<飯豊まりえ>
真矢 愛莉(まや あいり)<今田美桜>
成宮 一茶(なるみや いっさ)<鈴木 仁>
栄美 杉丸(えいび すぎまる)<中田圭祐>
紺野 亜里沙(こんの ありさ)<木南晴夏>
馳 美代子(はせ みよこ)<堀内敬子>
馳 一馬(はせ かずま)<テット・ワダ>
小林 孝蔵(こばやし こうぞう)<志賀廣太郎>
馳 利恵(はせ りえ)<高岡早紀>
神楽木 巌(かぐらぎ いわお)<滝藤賢一>
江戸川 由紀恵(えどがわ ゆきえ)<菊池桃子>
メイド頭・タマ(めいどがしらたま)<佐々木すみ江>
秘書・西田(にしだ)<デビット伊東>
江戸川 誠(えどがわ まこと)<反町隆史>
近衛仁(このえじん)<嘉島陸>
(引用元:TBSドラマ公式サイト(花のち晴れ~花男 Next Season〜)より)
花のち晴れ〜花男 Next Season〜第9回はどこまで話を進めるか?第8回の感想は音以外は皆いい子。
【第10回のあらすじ】
音をめぐり、愛とプライドを賭けた武道対決に挑むことになった晴と天馬。
圧倒的に不利な晴に、F4の西門(松田翔太さん)が弓道の極意を指南することに。
晴との稽古中、練習場にやってきた音と天馬。
彼らが交わす言葉から、西門はかつての道明寺たちを思い出し…。
物語はいよいよ最終決戦へ!!!
(引用元:TBSドラマ公式サイト(花のち晴れ~花男 Next Season〜)より)
【第9回の感想】
英徳を、音を襲った犯人の黒幕は近衛仁でした。
確かに彼のやったことは許されるものではありません。
でもね、音の「私を信じてくれない。」
はないでしょうよ!
天馬は「落ち着いて話そう。」と言ったのですよ。
ちゃんと人の話を聞きなさい。
近衛仁の「馳さんの優しさにあぐらをかいている。」に一票です!
いくら好きな相手の言葉でも、
それが真実かどうか確かめることは大切です。
そうでないと、非常に危うい関係になりかねないですよ。
音にとっては、近衛仁は知らないどころか得体の知れない人物でも、
天馬にとっては仲間なのだから、
逆に天馬にどうしたら信じてもらえるか、
ちゃんと考え行動をして、包囲網を敷いていかないとだめですよ。
天馬が信用している人物が、実は危険人物だと判明した時、
どうしたら理解してもらえて、距離をおいて、時には関係を断ち切らせるか、
考えてリサーチして行動するでしょう?
行き当たりばったりで自分の感情のまま動くだけの音は正直言って
信用できませんね。
行き当たりばったりが「若い証拠」というのなら、
それは違うと思います。
中学生ならともかく、高校生女子ならそれくらいわかるでしょう?
まして、ずっと一緒に育った仲ならば・・・。
どうも、この「音」の人物設定が好きになれません。
杉咲さんが好演しているだけに、残念です。
今回、一番気に入ったシーンは、 愛莉とめぐりんと紺野さんの
たこ焼きパーティでした。
もう、めぐりんに対する愛莉のセリフが泣けてきて、
もう、本当に愛莉、貴女がヒロインだよ!と画面に向かって言ってしまいました。
さて、来週はヒー様、じゃなかった西門が登場します。
実はF4の中で私が最も気に入っていたのは西門でした。
道明寺は人格的にやばい奴だし、花沢類には想い人がいるし、
美作は影が薄いし・・ということで西門が残りました。
余談ですが、花沢類は
「タケコさんの恋人」という漫画に出てくる
タケコさんの恋人の「しーちゃん」や
タケコさんの高校時代の親友の女性(名前忘れた・・)に似ていると私は勝手に思ってます。
「タケコさんの恋人」シリーズは原作者「望月玲子さん」です。
「タケコさんの恋人」⇒(全12巻・全6巻)
「新・タケコさんの恋人」(全5巻・文庫全3巻)
「タケコさんの恋人21」(全5巻)
まで、出ていて、ラストはタケコさん、出産するそうです(感無量)。
つくしが花沢類に気持ちが傾いていった理由はよくわかります。
つくしは気が強いけど、普通の女子ですからね、
「猛獣使い」なんかになるよりは、気持ちがほっとできて安らぐ存在の方に
なびいてしまいますよ。
それに、つくしは考えが保守的女子だったし・・・。
音は、「誰も傷つけたくない」という気持ちで行動しているのですが、
それが結果的に「みんな傷つけている」事に気が付いていないのです。
そこがやっぱり世間知らずのお嬢様たるゆえんなのでしょうね。
そして、実は天馬も手放したくないのです。
ぶっちゃけ「どっちも手元に置いておきたい!」なんですね。
大切に思う人には、誠実な態度と気持ちで接していかないといけませんね。
「秘密」や「隠し事」をするのはそれは・・・違う付き合い方でしょう。
日の当たる場所的な関係ではないというか・・・。
ずっと、もやもや感が残るこのドラマ。
でも、これでおしまいだとそれも心残りなので、
第2シーズンは制作してほしいと思いますが、
このもやもや感の一番の原因は、
ヒロインの性格が一番ネックかな?とも思うので、
いっそのこと主人公は、晴と天馬の男性二人にした方が面白いかもしれません。
そうなのです、音と天馬、晴と音が絡むシーンよりも、
男子会、女子会のシーンがはるかに面白かったのです。
主人公より、わき役のキャラクターの個性がはっきりとして
印象に残る場合は、主人公が各々キャラと関わりながら成長していく、
その過程が描かれ、それは読んでいて面白いのですが、
晴や愛莉の成長は著しく、読み手もその世界に入れるのですが、
音が・・・変わらないような・・・感じなのです。
流石に天馬も、視野を広げてはいますが、
音が「私らしく!」にこだわるあまり、成長が感じられないのです。
お嬢様から庶民への適応は見事だと思うのですが、
ただこの場合は「庶民」とはまた違って、
きっと「自己破産者」なんですよね?
一般の庶民よりずっとずっと過酷な環境だと思うので、
正しくは「庶民」とも全く違うと思うのですが、
そこはどうなのでしょうか?
そのあたりも、もやもやしているのかもしれません。
声を大にして言いたいくらいですが、普通の「庶民」とは全く違いますからね!
実は、高校時代に、音と環境が似ている人がクラスにいました。
倒産してしまった企業の元社長令嬢。
元々は私立の高校に入学が決まっていましたが、
当然ですが通学出来なくなり、
公立高校に転入してきたのです。
苗字は、負債が子供に及ばないように離婚をして、
母方の姓を名乗っていました。
音みたいにきちんと「許嫁」までいましたよ。
変な虫がつかないように、、また惚れたはれたなどの騒動を起こさないように
親が決めて、早くから後継ぎとして仕込むために「許嫁」を決めるのだそうです。
でも、そこはきちんと情も通わせるように、
親同士が上手く事を運ばせて、
「この人と一緒にやっていく!」と子供自身に自覚させるようです。
そこはやっぱり「庶民」と違うのですね。
なので、逆に、何故、大おぼっちゃまの「晴」には
そうした存在がいないのか不思議でした。
(「猛獣」だった道明寺は納得でしたが)
私が高校時代出会ったその元・お嬢様の印象は、
やっぱり、感覚がずれていて
「やってもらって当たり前」な態度でした。
私は距離を置いていましたが、
その元・お嬢様を放っておけない優しい子がいたのですが、
その優しい子に対しても「やってもらって当然」な態度で、
上から目線で何か不利なことがあると被害者意識を出していました。
次第に学校に来なくなり、
「こんな環境は嫌!庶民とは付き合わない!」と批判していました。
私は別にいいのですが、何かと面倒をみていた優しい子にも、
罵声を浴びせるような態度をとり、それは良くなかったです。
その後、何年か引きこもっていたそうですが、
風の噂では、ある企業の社長秘書の仕事に就いたようです。
元々、育ちが良く、経営についても勉強をしていたらしく、
そこが社長が気に入り採用に至ったそうです。
そして、面倒を見ていた優しい子は、
その元・お嬢さんに拒絶されたことがトラウマになってしまい、
数年引きこもってしまい、ネズミ講に手を出してしまったそうです。
元・お嬢様は、公立高校にいた頃はご自分の中では
「黒歴史」として触れたくないようでしたが、
面倒をみてくれていた優しい子には随分と失礼だなと思いました。
もう今となってはその話からも25年は経過してしまいましたが・・。
ではまた来週に。
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